野村歯科医院

医院紹介 野村歯科医院について

歯科用CT装置 "トロフィーパン・プロ"

歯科用CT装置 "トロフィーパン・プロ"

歯科用CT装置 "トロフィーパン・プロ"

2012年11月に導入したヨーロッパ基準の低被曝線量歯科用CT・レントゲン装置です。

インプラント手術や難治性の歯・あごの骨の病気の診断には、特に威力を発揮します。
医科用の全身用CTに比して、被曝線量を大幅(1/40~1/8)に低減しています。
撮影時間は30秒以内です。頭部の位置づけなどの時間を含めても3分以内に終了し、即日、診断が可能です。
医療保険の適用になります(※インプラントにおける診断は適応になりません)
撮影範囲が現存する歯科用CTの中では大きく(最大直径17cm、縦13.5cm)、歯科領域以外の病気との鑑別に威力を発揮します。
撮影データをCDデータやプリントアウトして、大学病院、専門医にお持ちすることが可能です。

入れ歯とインプラントの専門医

入れ歯とインプラントの専門医

私は、入れ歯・差し歯・白い歯・ブリッジおよびインプラントの専門医(認定医と言われる場合もあります。詳細はこちらをどうぞ)です。大学では入れ歯の科に残り、勉強を始めましたが、大学院の研究課題として「インプラントの設計に関する基準」を戴き、それ以来、研究・臨床共に入れ歯およびインプラントの2つを追ってきました。

8年間在籍した母校の水道橋病院ではインプラント診療を任せていただき、いろいろな症例に出会えて、大変幸運だったと今では思っています(当時は不眠になるほど大変だったんですよ!)。

入れ歯・差し歯やインプラントが専門ですが、虫歯治療や歯周病治療も、もちろん得意です。なにしろ虫歯や歯周病の歯を土台にして、しっかりした入れ歯はできませんからね。

使い捨ての器具

使い捨ての器具

当院では通常の歯科治療においても、できる限り使い捨ての器具を使用しています。左写真のトレー、コップおよびエプロンは全て紙製です。
また、インプラント手術に使用する器具は、骨を削る道具(バー、と言います)をはじめとして、大半のものを1回限りの使用に限定しています。(もちろん完全消毒して再度使用する道具もあります。)
使い捨てなんて今の時代にはそぐわないかもしれませんが、院内感染の危険が無くなることを考えると、ディスポーザブルも病院では許されるべきではないでしょうか?
当院は大病院ではありませんが、その分患者様の安全に対しては、院長自身が毎日目を光らせていますよ!

器具の滅菌、消毒

器具の滅菌、消毒

使い捨て器具の話に通ずるところがありますが、当院には独立した消毒室が存在します。ここには器具の洗浄器、消毒器、滅菌器があり、器具の物性、使用用途に応じて機器を使い分けています。

基本的には器具一つ一つをそれぞれ専用バッグ(滅菌バッグ)に入れて滅菌し、終了後には整理棚に保管しています。

最近では、より確実な滅菌・消毒が要求されており、当院では世界最高水準・クラスBの蒸気式滅菌機である「MELAG Vacuklav 31B+」 およびアルコール蒸気式滅菌機「ケミクレーブ」の双方を使い分けています。

■ Vacuklav 31B+ の特徴
従来の蒸気式滅菌機(オートクレイブ)は、減圧せずに(真空状態を作らずに)、ただ単に加圧・加熱の双方を行っていました。それに対し本機は、加圧・加熱を行う前に、内部を真空に近い状態まで減圧し、複雑な構造を持つ機材の内部から有害物質を取り除いた上で加圧加熱滅菌を複数回行います。
この機器を用いることにより、従来滅菌しきれなかった機器の内部まで完全にクリーンな状況を作り上げることが可能になりました。

■ ケミクレーブ の特徴
従来の加圧・加熱型の滅菌器は水蒸気を媒体にしていますので、錆びることにより性能が著しく低下する機器(例:歯を削るドリル、口腔外科手術時の鋭利な刃物類)に向いているとはいえませんでした。それに対して、本機は媒体を高温アルコール蒸気とすることにより機器の腐食(さび)を防ぐことができます。
刃物を錆びさせる事がないので効率的な(早い、無駄な摩擦熱が発生しにくい)歯の切削、手術時に組織を挫滅することのない切れ味の良い器機が使用可能になります。
滅菌のための媒体がアルコールですので、「エチレンオキサイドガス」のような残留成分による人体への悪影響がありません。

器具の滅菌、消毒

お知らせ
昨今の歯科にまつわる記事に「歯を削る時に使用するドリル機器は、歯科医院の半分で(消毒せずに)使いまわし」という記事が記載されておりましたが、当院では75本以上のドリル機器を、上記の2種類の滅菌器および専用消毒器(商品名:デンティスター)を用いて滅菌・消毒し、患者様ごとに交換して使用しております。
左の写真は当院で日常使用しているドリル機器です。この他にも、故障時に対応するため未使用の新品を5本程度保有しています。

院内技工システム

院内技工システム

院内技工システム

院内に歯科技工室を完備しています。当院で治療を行っている方の銀歯、入れ歯などを全て製作しております。

院内歯科技工システムの利点としては、
患者様の製作物への希望(歯の色、歯並びなど)を、歯科医師経由ではなく直接技工士に伝えることができます。
義歯の修理で何日間も待たされた経験はありませんか? 当院では中1~4時間ほどで、修理完了です。ただし、バラバラになった入れ歯や金属部が曲がったり折れたりした入れ歯の修理はちょっと難しいかもしれません。まずはご相談下さい。
私は入れ歯・差し歯(白い歯)を専門としておりますので、気の知れた技工士さんなら、色や形に対する私の"こだわり(わがまま?)"を聞いてくれます。(これは"患者様の"ではなく、"わたしにとって"の利点でした・・・。おゆるしを、)

生体情報モニター "サークルメイツ"

生体情報モニター"サークルメイツ"

患者様の血圧、脈拍、呼吸状態(酸素飽和度)を自動で監視する装置です。

体に針を刺す必要はありません。
使用しても、追加料金はかかりません。
高血圧や心臓病の既往のある方などに特におすすめです。
体調に不安をお持ちの方にもおすすめです。

炭酸ガスレーザー "オペ・レーザー・プロ"

炭酸ガスレーザー "オペ・レーザー・プロ"

当院では、歯肉の切除や切開が必要である場合、歯科用レーザーを使用することができます。

  • 一般的な切開に用いるメスや電気メスと比較して、傷の治りが早く、また、出血量が少ない利点があります。
     その他、知覚過敏の治療、傷口や炎症のある歯肉の殺菌、歯の奥にある虫歯の殺菌・除去などにも応用しております。

口腔内写真表示装置 "ビジュアル・マックス"+"デンタルアイ"

口腔内写真表示装置 "ビジュアル・マックス

口の中の様子を写真撮影して、即時、実際に確認していただくことができます。

口の中全体はもちろん、歯1本を27インチのモニター上に拡大表示する性能をも有しています。
レントゲン写真との同時表示が行えます。
術前術後の対比を簡単に行うことができます。
ご希望により、プリントアウトのお持ち帰りができます。

個室になる診療室

個室になる診療室

普段は扉を開放していますが、必要なときには個室になる診療台を用意しております。この個室にはプラズマ空気清浄機が設置され、インプラント手術にも対応した仕様になっています。
診療イス正面にはテレビも設置されておりますので、入れ歯修理などの待ち時間の長い診療や、インプラント手術後の休息時間の際には是非ご活用下さい。またご希望の際にはリラクゼイションCDやDVDをおかけしますのでご遠慮なくどうぞ。

連携診療

連携診療

当院向かいのビルの「鈴木内科循環器科」と連携診療を行っています。
体調に不安があり抜歯などの外科治療を躊躇していらっしゃる方、検診を長期間受けていない方、持病があるものの放置されている方など、全身状態に問題がある方も、内科診断およびアドバイスの元に、安全に歯科治療をお受けすることができます。なお、同ビルには同様に懇意にさせていただいております整形外科、皮膚科、処方箋薬局も入っておりますので、歯科以外に病気をお持ちの方には、なにかと便利ではないでしょうか。

"連携診療"と、かっこよく表現しているもの、実のところは私がお世話になっているだけなのですが・・・。院長の鈴木先生は私の尊敬する人物の一人です。歯科治療とは関係なく、体調が優れないときにはお掛かりになるといいですよ! 実は、私も患者なんです。

災害時対応

災害時対応

不意の停電や断水などの非常時にも、途中で診療を中止することなく、安全な段階までの診療が可能です。

小型発電機(備蓄燃料にて50時間以上運転可能)、非常用バッテリー(12V・64Ah×2個)、ポータブル診療機器(歯や入れ歯を削る道具、吸引器)、水(200L以上)、薬剤(抗生物質、痛み止め)を用意しています。レントゲンも、小さなレントゲン(3×4cm)ならば撮影が可能です。
停電などが数日継続した場合でも、「院長が元気」、「診療所が健在」、「周囲の状況が安定」していれば、燃料等が尽きるまで緊急時診療を行う予定です。なお、器具の殺菌・滅菌については、原始的ですが、火炎滅菌(火にかざす~きわめて確実な方法)、煮沸滅菌(お湯で煮る~腹を切るのでなければ必要十分)で対応できます。


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